自民・公明の与党,300議席越え確実〜衆院選
記事を書いている10月23日月曜日午前0時の段階では,もちろん衆院選開票途中ですが,大勢はほぼ固まったようですね。
自民党の圧勝,安倍政権の継続,希望,公明,維新,日本のこころを含めた改憲勢力も2/3を超える様です。だからすぐ憲法改正となるわけではなく,国会で憲法改正論議ができるという事で,それは悪い事ではないと思います。
私は初めから,自民政権が続くとは思いましたが,もう少し自民が少なくなるのかと思っていました。ところがどっこい・・・という事ですね。
立憲民主党の優勢は,まあそんなものだなと思います。有権者側は不動票が多いわけですが,それらの人々は保守的,いわゆる政治的な保守,革新,リベラルという区分ではなく,これまでとあまり変えてほしくないという意味の保守的な人々,現状維持派と言った方が適切かもしれませんが,そんな人たちがほとんどなわけです。そうなると,税金は上げません,憲法は変えませんという立憲民主党は格好の保守的な浮動票の投票どころなのです。実は共産党も同じ主張をしているわけですが,「共産」アレルギーなのもそんな浮動票の人々でしょう。
ちなみに,希望の党は税金は上げないけれど憲法は替えますということで,保守的な現状維持派には投票しづらいですからね。さらにちなみに,自民党は税金を上げます,憲法も変えますというわけで,現状維持政党ではありません。
自民党は今や若者の支持政党No.1で,10代から30代前半までの有権者の支持率はしばらく前から60%を超えており,安倍政権もそれを慮ってか消費税増税分は少子化対策に使うと言っています。今や自民党は老人が支持する党ではなく,若者が支持する党,さらにそれに加えて現状維持政党だと誤った認識の人が投票する党でしょうwww。
そもそもアベノミクスによる経済の好調の恩恵を一番受けているのが,この若者就活世代です。街頭インタビューで,中年サラリーマンは「経済の好調を実感できない」と答えている事が多いのですが,先輩から聞いている就職の大変さに対して自身の就活の状況を照らし合わせると,その変化を実感できているのが就活世代,就活の記憶が残っている世代です。
まあ自民党は,保守からリベラルまでを包含する党ですし,原発賛成から反対まで包含する党ですからね(小泉元首相は自民党員ですよね)。
ところで,あのままでは沈没してしまう事が明らかであった民進党議員を,立憲民主党・希望の党・無所属の形ではあったとしても政界に再び送り込めたのは,前原代表のおかげですね。希望の党などは,当確なのは元民進党議員がほとんどではないですか? 若狭氏も落選らしいし・・・。
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