日本人の3人に一人は貯金ゼロ?
ネット上に,「日本人の3人に1人は貯金ゼロって本当?」という記事がありました。
記事によると,年齢に関係なく日本人の3割は貯金ゼロだという事です。貯金大国だった日本ですが,今はそんな状況の様ですね。
貯金するだけの経済的余裕がない人が多いという事もあるかもしれませんが,年収1000万円以上でも,1割の人は貯金ゼロだという事ですから,「貧困で」というわけでもない様です。それでは何で?という事になるのですが,要するに貯金しなくてもやっていける仕組みが世の中にできてきたという事です。
記事には「簡単にお金を借りられるしくみが広がって、「貯金なんかなくてもなんとかなる」「お金が足りなくなったら借りればいい」――そんな感覚が世の中にできてきたように思います。」と書いてあります。
本当にそれでやっていけるのなら,それでいいのではないかと思います。要するに,今の収入が無くなったとき,今の身分が無くなったとき,病気や怪我など突然の出費が必要になったとき,対応できればいいので,その対応手段があれば,貯金ゼロでもやっていけるという事でしょう。危機管理の方法の一つですね。自分個人の事を考えれば,貯金ゼロはありでしょう。
もう一つ,貯金にはそれが銀行から産業界に回り,お金を世の中で回すシステムの一つなのですが,その意味で「貯金奨励」という事になります。社会の一員として貢献しなさいという事ならば,貯金ゼロは問題です。
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