上座
カミさんの父上がなくなり,内輪の49日法要と納骨を行いました。49日法要には家に菩提寺の住職に来てもらって行い,その後納骨を内輪の親族だけで行って,それが終わってから鰻屋へいって御斎となりました。
鰻屋では細長いテーブルに親族が20名程集まりましたが,上座に父上の写真を飾り,年長者を上座に着けようとしましたが,結局ここでいいからと長いテーブルの中央に座りました。
結局それがよかったですね。まあ最後には皆席を移動しての歓談になりましたが,長いテーブルでは中央付近が談笑に向いています。上座というのは結局テーブルの端っこ,場所的には下座と同じ位置なのです。一番談笑に向いていてその中心になるのは長いテーブルの真ん中付近です。
今回の御斎を考えると,上座システムというのは,年長者,目上の物,上役,偉ぶっている人を上座という端っこに追いやって適当に順番にお酌などをして皆で義務を果たし,実際は長いテーブルの中央付近に座った人達が中心になって気の置けない話をするという,そんな便利なシステムである事に気付きました。
生活の知恵ですかね?
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