加計学園問題
加計学園問題は,予想通り加計面会文書で柳瀬氏招致へ向けて動き出しました。
しかしここで敢えて言います。加計学園問題は,蓋を開けてみれば入試倍率16倍以上にもなる学校を,2007年以来15回も構造改革特区を利用して申請を出しても許可しなかった文科省に対して,岩盤規制を突き崩すという政権の意向によって国家戦略特区制度を利用して突破したという案件で,そもそも問題にしなければいけないのは,15回も申請して許可されなかった事の検証だと思います。
そう思うと,野党が軽々しく乗っかってしまった加計疑惑は,結果的には16倍以上の入試倍率がある大学を,15回も申請を却下したことの検証をさせない為に,それから目をそらせようとする文部官僚の陰謀かと思ってしまいますwww。
加計学園問題で首相の関与があったのか,官僚は誰がどう忖度したのか,それを明らかにする事も重要ですが,野党は皆そんな下流の問題の方向に向いてしまって,15回却下問題という上流の問題を誰も問題にしないのは,片手落ちの感が強いです。週刊誌的な問題のみに目が向いているというのはどうも・・・。
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