« 乾 くるみの「嫉妬事件」 | トップページ | 日本のカーナビはスマホに駆逐され滅びゆくしかないのか »

2018/05/10

フィンランドのベーシックインカム実験

Bi フィンランドで2017年1月より2年間の予定で行われたベーシックインカム実験。フィンランド政府は2年間以降,つまり2019年以降,実験を延長しない事を決定したようです
 ベーシックインカムは,全ての国民に等しく決まった同じ金額の給付を行い,その分,その他の社会保障を行わないという制度です。
 引用した記事によると,実験対象者が失業手当の受給者のみに絞られたことで,BI推進派に失望を与えたという事ですが,誰に支給したとしても2年という期限が決まっている実験であり,2年たった後の生活を考えざるを得ない状況では,通常のBI支給の状況とは条件が違っていて,あまり有効な実験にはならないのではないかと思います。
 そもそも与党の公約を実現する為に実施した実験という事かなと・・・。AIの進展で職業が機械に取って代わられ,就労者が減って社会問題になった時に必要となる政策,ベーシックインカム。結局前もって行う実験は失敗し,結局ぶっつけ本番で行わざるを得ない制度ではないかと思います。

(イラストは,フリーイラスト素材サイト,「いらすとや」より。)

|

« 乾 くるみの「嫉妬事件」 | トップページ | 日本のカーナビはスマホに駆逐され滅びゆくしかないのか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フィンランドのベーシックインカム実験:

« 乾 くるみの「嫉妬事件」 | トップページ | 日本のカーナビはスマホに駆逐され滅びゆくしかないのか »