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2018/05/03

青鳥城の堀跡の池

 埼玉東松山市の高坂専用線跡,そこの高本山付近が遊歩道になって,そこを歩いた記事を書きましたが,この東松山市唐子訪問の際に青鳥が原の青鳥城跡を再び訪れました。今年の2月に,青鳥城の本丸跡を訪れた記事を書きましたが,この辺りに行ったのはそれ以来という事です。
 今回は本丸から少し離れた広大な二の丸跡付近,そこに青鳥城の堀跡といわれる池があります。現在は「おため池」という名で呼ばれているようです。

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 本丸からは結構離れていて,青鳥城の広大さが伺えます。何しろさらにこの外側に三の丸があったわけですからね。
 さて,その池のほとりに,虎御石という一種の石碑が建っています。解説板によれば,高さは3.75m,比企・入間地方最大の板石塔婆だそうです。1369年の建立という事で,室町・南北朝時代に建てられたものだという事ですね。
 胎蔵界大日如来を表す梵字「アーンク」とも「種子」とも「種字」ともいわれる文字の彫りが半端なく力強く,異様な存在感があります。ちなみにアーンクは仏尊の徳(智慧と慈悲)を表す文字で,仏尊そのものを表すとも言われてます。胎蔵界大日如来は,大日如来のうち慈悲を表す「胎蔵界」という世界に居る大日如来で,大日如来はもう1人「金剛界」という知恵の世界に居る大日如来がいるそうです。

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 さてこの「おため池」のほとりにも,「天の園文学散歩コース」のポールが立っていました。しかし「天の園」全6巻の中では,この池に言及した箇所は無かった様に思います。

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