音楽との付き合い方が,昔に戻った?
ネット上に「ほとんどの人は30歳になるまでに新しい音楽を探さなくなる」という記事がありました。英国でのアンケート調査で,アラサーになると仕事や育児に忙しくなって,新しい音楽を探すことができなくなったという記事です。
新しい音楽を探すというのはどういうことでしょうか? 私の場合,若いうちから積極的に新しい音楽を探しに行くということはしていないような気がします。たまに新しい曲をどこかで耳にして,これいいなと思いiPhoneに入れるとか,探すのではなく出会って新たに仲間に加える的な新曲との接し方。新しい曲を積極的にさがすのではなく,同じ曲を何回も聞く。
考えてみれば,私が20代になるかならないかという頃,ウォークマンができて音楽を家から持ち出して歩きながらでも聞くことができるようになって,それ以来同じ曲を何回も繰り返し聞くことが多くなりました。
それまでは持ち出せるのはラジオで,私が選んだものでない曲を聴いていたので,新しい音楽との出会いも多かったのです。それがウォークマンができてかわりました,同じ曲を繰り返し聞く方向に。
最近はストリーミングで曲を聴くようになって,これは勝手にサーバーが選んだ曲を聴くわけで,ラジオの時代に先祖返りしたようですね。
歴史は繰り返しています。
| 固定リンク
コメント