ミニシアター映画館の再生
シネマコンプレックスは隆盛ですが,街中のミニシアターが消えていく昨今,閉館した映画館を再生させようと奮闘する方の事を書いた記事を読みました。
この男性曰く,「日本はそもそも映画館の運営費用が高すぎるんです。単独資本で運営しようとしたら、今の時代はとてもできない。だからこそ、その地域の行政と組む必要がありました。」・・・ということで,厚木市と組んで,公共施設として閉館した映画館を再生しました。行政も粋な事をやりますね。
「昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」を上映した時のこと,都心部のシネコンの場合、同作の客はほとんどが若者だったが、『アミューあつぎ映画.comシネマ』は高齢者を中心に若者まで幅広い客層が集い、上映終了後、「ああでもないこうでもない」と、観客同士がロビーで感想話に花を咲かせていたという。」
ネット上では,映画についてのPodcastがあって,リスナーも映画を見ているという前提で「ああでもないこうでもない」と2〜3人で語り合うという番組を配信していますが,それをリアルに行うというわけですね。これは楽しくないわけはありません。
これだけ映画のDVDレンタルやネット配信が発達している世の中ですが,ここら辺にこの映画館の存在価値がありますね。
現代日本の「ニューシネマパラダイス」。行きたくなりました。
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