電子国家エストニア
「電子国家エストニア在住者が見た、リアルなキャッシュレス生活」という記事を読みました。IT大国,電子国家というイメージのある東欧エストニア。そのエストニア在住の日本人のキャッシュレス生活のレポート記事です。
「エストニア推し前提の、ふわっとした内容の記事が多く出回っていることにも問題意識を感じる。」という事で,実際は日本で流布されている程の事はないというのが全体的なイメージの様です。まあそもそも,電子政府に特徴があるので,それが国民生活まで拡大されているのかというと,それほどでもないという事になるのでしょう。また,結局小国なのでしょうね。やろうと思えば自国だけでほぼ生活が完結する日本の様には行かない。それはエストニアではアマゾンで商品を購入できないというところにも表われています。
コンシューマーベースでキャッシュレスが進んでいるのは,やはり中国なんでしょうね。
人口が多くそれなりのマーケットがあるという国(だから自国だけでアリババのような巨大アマゾンライクシステムが存在しうる),しかも昨今急速にマーケットが拡大した国(ものを買える人達が最近爆発的に多くなって),そんな中国のような国が伝統的な小売りの方法の発達を飛び越えてキャッシュレスに急激に移行している。考えてみればもっともですね。
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