本屋さんの話
「本屋さんには本が選べる・買えること以外の本質的な価値がある。」という記事がネット上にありました。街の本屋さんが減ってきている事を憂いて,このような記事が様々に書かれています。
しかし,本屋さんは無くなりません。
アマゾンがアメリカではリアル書店を開店しています。
普段使いの近所の書店は,ネット書店に代替えされて無くなっていきますが,記事の中にあるような,朝から大きな書店内を回って,面白そうな本を手に取り,何冊も買っていく的な本屋は無くならないのです。
こういう記事は,どうもそこらへんの区別がついていないようで,破綻していることが多いです。
映画館と同じですよ。
昔は近所,つまり街ごとに小さな映画館がありましたが,今では大都市にしかありません。でも無くなりはしないのです。シネマコンプレックスになって,スクリーン数としては昔からそれほど減っていないのです。
普段使いの書店は無くなり,個人的なイベントとして訪れる書店は無くなりません。
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)
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