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2018/10/22

英語学習は小学校就学前に?

Bilingual 「英語学習が"小学生から"では遅すぎるワケ」という記事を読みました。脳科学者の茂木 健一郎氏が書いた記事です。
 知人の小学校3年と1年の兄弟が,母のイギリス人との再婚でイギリスに渡り,今では英語と日本語ぺらぺらの大学生になっているのを見ると,必ずしも小学生では遅すぎるとは限らないと思います。少なくとも,記事の副題にある「5歳までに脳に英語回路を作る」という事は,「そんな必要はない」とはいえるでしょう。小学生から英語環境でそだって,立派に英語がしゃべれているのです。
 ちなみに英語が全くしゃべれなかった母親も,今ではイギリスで不自由なく暮らせるくらいの英語脳になっています。年に1度は日本に里帰りしますが,日本についたとたん頭が日本語に切り替わる感じがすると言っていて,日本語の分からない旦那様にもつい日本語で話しかけてしまうといいます。ここら辺は,やはり英語脳と日本語脳の切り替えがあるという事なのでしょうか。
 しかし,小学生になると日本では日本語環境が整いすぎて,とかく英語がおろそかになるとは思います。結局,英語脳を育てるのは,英語環境にいなければむずかしい。よほど心してかからないとかなり難しいと思います。一方,英語環境に浸かれば,案外簡単に英語が理解でき,喋れる様になると思います。わたしなども,英米への出張というと,長くてせいぜい10日くらいですが,もうあと20日くらい滞在できればきっと英語が何不自由なく話せるだろうなと思う事があります。
 上述の考察の結論としては,日本語環境が整わない就学前に英語を学習するというのは,日本にいてバイリンガルになろうとする限り,ありだと思いますという事でしょう。日本にいるのなら,日本語環境の方が強いのだから。

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