地方交通へのQRコード導入
経済産業省は、新たなキャッシュレス普及策として、地方の鉄道やバスなどの料金支払いを統一規格の「QRコード」決済で行えるようにする検討を始めたという記事を読みました。
統一化はいい流れなのですが,QRコードでというところが難ですね。スマホでQRコードというのはマゴマゴする人がいて時間がかかる。マゴマゴしなくても,ボタンをいくつか押さなければならないし,表示にも時間がかかる。スマホによるネット環境が整っている必要があるなどの事があり,結局カードの方が早いという事になります。
それなのにQRコードなのは何故か? 記事には「資本力の弱い地方の交通事業者がこれらのカードを利用可能にするには、費用負担の大きさが課題」と記載されています。
これは本当でしょうかね? 記事によれば「QRコード決済は、スマホに決済アプリをダウンロードし、店や客のコードを読み取って利用する。」という方式らしいので,バス会社が端末機を用意しなければならないのはカード方式と同じ。しかしカード方式では,多分カード決済に加入するのにお金がかかるという事なのだと思います。
キャッシュレスを標榜するのなら,それくらい国で何とか補助できないのかと思うのですが,受益者がほんの一部の地方の人々だという事で,難しいのかもしれませんね。
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