キャッシュレス化に取り残される人々
「キャッシュレス化進む米首都ワシントン、取り残される低所得層」という記事を読みました。クレジットカードや銀行口座をつくれない低所得者や若年者が,キャッシュレスかが進むアメリカで問題になっているという記事です。
キャッシュレス先進国,中国などでも同じ問題があると思いますが,きらびやかなキャッシュレス化の進展について報じられるだけで,問題点はあまり報じられません。
よく,日本と中国を比較して,日本のキャッシュレス化は遅れていると言われますが,どのくらいの貧困層まで,またどのくらいの若年層までキャッシュレス化を享受する事ができるか(カードや口座などキャッシュレスのツールを持てるか)という観点ではどうなんでしょうね?
中国と比べてどうだかは分かりませんが,アメリカと比べると,日本の方がハードルは低いようですね。クレジットカードだけでなく,日本ではSuicaやPASMOの鉄道系,nanacoやWAONなどの流通系プリペイドカードも発達していますからね。また,日本の銀行口座維持費はタダみたいなものですが,アメリカは高いです。その面でも日本の方がハードルは低そうです。
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