SNS選挙とは悪い事なのか?
アメリカの中間選挙で顕著になったSNS選挙。広告ターゲットの嗜好を分析し,SNSによってそのターゲットにぴったりの選挙広告を個人に配信するという選挙活動です。NHKニュースでは,ピックアップトラックの所有者がハンティングを趣味とする人が多いという事から,銃規制に反対する人であると分析し,共和党が銃規制を主張している民主党を攻撃する広告を打つという例を放映していました。
個人の感情に働きかける事の多いこのSNS選挙。マイナスのイメージで語られる事が多いのですが,その個人の思想を転換させるという方法ではありません。その人がそもそも持っていた感情を顕在化させるもので,漠然とした不満の意識を持っていながら投票行動にまで繋がっていなかった人を投票に行かせる効果があり,それはそれで悪い事ではないと思います。
その事が,対立を煽る事ではあると思いますが,対立の解消や話し合いの精神という事は,別のところでさらに強力に培っていかなければならないでしょう。
SNS選挙が拡大していくのなら,別の面のケアーが今よりいっそう必要になるのであって,SNS選挙が必ずしも悪いわけではありません。ただ,何らかの「別の面のケアー」というのは,SNS選挙との両輪として考えていかなければなりません。
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