中国製造2025を政府修正,一部の目標達成延期を検討
「中国製造2025を政府修正、一部の目標達成延期を検討」という記事がを読みました。ここでいう政府とは,中国政府の事です。中国は,対米通商対立の緩和のため,最先端テクノロジー分野で世界首位を目指す戦略の一部目標を先送りする計画を検討しているという趣旨の記事です。
これは,習国家主席が無期限で今のポストに留まる事になって,米国との対立緩和路線がとりやすくなったということでしょうね。
中国政府が海外に甘い顔を見せると,以前の中国なら国内で「弱腰」と批判され,トップ失脚の材料にされたところが,まがりなりにも習主席がの任期が無期となったおかげで,ある意味「弱腰」でも失脚の恐れの呪縛から開放されたということです(まあ中国の事ですから,本当に失脚はないのか疑問だと思いますが・・・)。
以前安倍首相と会っても,硬い表情を崩さなかった習氏が,笑顔で握手して写真に写るようになったのも,同じ理由でしょうね。
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