国内開催のe-sports世界大会で,初の優勝賞金1億円超え
国内で開催されたe-sports大会で,1億円越えの賞金を獲得した人が出ました。千葉市で行われた国際大会で,日米仏中などの24選手が出場したそうです。
スマートフォン向けのカードゲーム「シャドウバース」が行われ,優勝したのは東京在住の日本人選手で,賞金100万ドルを獲得しました。
ビデオゲームでも,格闘ゲームなどは実力の世界で,運の要素があまり入りません。スポーツ競技の多くも実力の世界で,強いものが強い。それは囲碁や将棋も同じで,強いものが強い世界です。
その点麻雀やトランプ,花札などの賭博系は,運の要素に左右され,ある程度強い人弱い人はあるものの,格闘ゲームやスポーツ競技のように完全に強い人が強いというものではないですね(いかさまでもしない限り)。
そういう意味で,ビデオゲーム,つまりeスポーツというのは確かにスポーツ競技と同じといえると思います。
しかし今回のカードゲームというのはどうなのでしょうね。「シャドウバース」というゲームは名前だけ知っている程度で内容は知らないのですが,カードをめくってそこで偶然出たカードによりゲームの行方が左右されるのならば,偶然の要素が入るわけです。スポーツ競技とは違って実力オンリーの世界というわけではない事になりますね。
ところで,ゲーム好きの知人によると,格闘ゲームは最近新規に始める人が少なく,下火になっているそうですが,それは実力の世界だからでしょうね。
新規参入しても,歴戦のつわ者がいる世界では,実力の差がすでに出来上がっていて,勝てる見込みがないので新しいゲーマーが入ってこないというわけです。
新規参入を促すには,そこにちょっとした偶然・運の要素が必要でしょう。
(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。)
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