地球深部に生命体の森
「海底を約2500メートル掘り下げた地下に,数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性のある微生物を含む、広大な「生命体の森」が存在するという発見が米ワシントンで開かれた米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の会議で発表された。」という記事を読みました。
「何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみを取り入れて生きており、動きは遅く、まるでゾンビのような状態で存在している」というものだそうで,地上の我々の周りにいる生き物とはまるで進化の様子が違うのでしょうね。いわゆる「逆進化した生物が,そこには存在しないのだろうか?」と思ってしまいます。
生物が,単純なものから複雑なものへ進化するのが正進化で,その頂点が人間だとしたら,逆に単純なものへと進化していくこともあり得るのではないかと考えられ,一時ウイルスというのが逆進化した生命体ではないのかといわれたことがあります。ウイルスは様々な証拠から,逆進化した生命体ではないということになっりました。
さてこの地下深部には,そんな人間とは真逆な進化生物がいるかもしれませんね。
(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。)
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