紙の新聞部数が一年で222万部減
「新聞部数が一年で222万部減…ついに「本当の危機」がやってきた」という記事を読みました。
紙の新聞発行部数が減っても,「電子版を読む人が増えているでしょ」と思うのですが,紙の新聞が売れないと困る事があるらしいのです。
それは広告。新聞社の収入の柱は,広告収入だというのです。紙面の広告が読まれないと収入源となるそうです。電子版ではどの新聞でも,広告を含めた紙の新聞を完全に再現したモードがありますが,あれは電子版の読者にも紙の新聞を見せようという意図で作られているのでしょうか? しかし折り込み広告は,電子版にも付いてきませんね。
前述の様に,ヤフーなどの各ニュースサイトでも新聞記事が配信され,何のかんの言ってもネットで新聞記事を目にする機会が多いのですが,確かに広告料は新聞社には入らない。
まあ,ネット広告というのも画面にあってもほとんど目に入らないものなので,本当は印刷物の広告の方が効果があると思うのですが・・・。
ネット広告はあまり効果が無いというのは,皆さん気づいているのに知らない振りをしているだけではないかと思っています。紙の新聞のような広告を出すのにもってこいの媒体が衰退し,ほとんど効果のないネット広告が蔓延するというのは,新聞の危機というより広告の危機だと思うのですがね。
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