買った本の95%は読み切れていない!
「買った本の95%は読み切れていない!」という記事がありました。曰く,「購入された書籍全体の95%は、読了されていない」「購入された書籍全体の70%は、一度も開かれることがない」。
これは最近の傾向なのか,それとも以前からこれらの数字は変わらないのか,むしろそっちに興味があります。私が思うに,多分以前からそれほどかわっていないのではないかとおもいます。
「マンガなら読むけど、文字がたくさんある本はちょっと……」とも書いてありますが,わたしはむしろ漫画を読む方が文字の本を読むより面倒くさい。ぱっと見の情報量は漫画の方が多くて,読むのに苦労すると思うんですけれどね。
ところで,うちのカミさんは,始めの部分を読んであまりにも面白い推理小説は,中を飛ばして最後を読みます。他にも,終わりを読んで安心してから読んでいくという女性の方を知っています。一世を風靡した朝ドラ「おしん」は,まずドラマのはじめにスーパー経営者として成功した晩年の姿を音羽信子の姿で見せておいて,小林綾子の苦しかった少女時代につなげるという演出を行い,視聴者を安心させておいてその後に厳しい物語が続くというドラマになっていました。これなども,先ず安心したいという女性の多い視聴者意識の表われで,結構そういう方は多いのではないでしょうか。
| 固定リンク
コメント