JR東日本はグループのハンバーガーショップでやカフェで,来客者があらかじめ決済できるサービスを実験
「JR東日本はグループの飲食店で、来店客がスマートフォン(スマホ)でメニューを注文・決済できる実験を始める。」という報道がありました。スマホで注文し,クレジットカードなどで事前に決済し,店ではあらかじめ注文されているものをすぐ受け取れるようにするとの事です。ハンバーガーショップやカフェで実験が始まるそうです。
ネットで予約して,行けばすぐ席に通されて,コースが始まるのは,それなりのレストランでは当然。それがファストフード店やカフェでも始まるわけです。
しかし,そもそも回転が早く,すぐ着席できる可能性が高く,不意に行ってその場で頼んでも食べ物がすぐ出てくるファストフード店やカフェで,それほどメリットを感じるだろうか?座席の確保まで進めば,まあ確かに座れるという安心感はあるが,どうもそこまではいかず,品物が受け取れるだけらしい。
事前注文って,かえって面倒くさくない?
まあこれは,消費者向けのサービスではありませんね。狙いは接客従業員の省略にあるのでしょうね。飲食店でも,人の確保が大変になってきつつありますからね。
消費者へのサービス提供というより,きわめて販売者側を向いた実験だと思います。記事の終わりにも,いずれは店にタブレットを置くことも考えるそうですから,接客の省略実験以外の何物でもないでしょう。まあそれで,ファストフードは十分かもしれません。
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