「シンガポール人は本当に親日なのか?」
ネット上に「シンガポール人は本当に親日なのか?」という記事がありました。書いた方は,シンガポール出身の日本とのハーフの女性で,シンガポール、日本のどちらにも住んだ経験を持ち,どちらの国の人間としても振舞って来たそうです。2国で教育を受けた経験があり,それぞれに多くの友人がいるといいます。
この方曰く,「シンガポール人は本当に親日なのか?」と聞かれれば,「YESとは、決して言えない」そうです。第二次世界大戦時,日本軍が占領し,虐殺なども行われた地で合ってみれば,その通りでしょう。
シンガポールは飲料水をマレー半島からの給水に頼っていたが,それを日本軍が止めてしまったという歴史もあります。戦争記念公園には巨大な日本占領時期死難人民記念碑という塔も建てられています。4本の箸のように見えるこの塔は,日本軍から虐待,虐殺された当時シンガポールにいた各民族,中国人,マレーシア人,インド人などを表しているそうです。
この記事を読み,それやこれやを思えば,現在のシンガポールの方々がなんと大人であることか。
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)
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