波平さん理論?
ネット上にあった「波平さん理論」。波平さんというのは漫画「サザエさん」のお父さんの波平さんの事です。
波平さん理論というのは,「1946年に54歳の波平さんと2016年の74歳は生物学年齢が同じ。平均寿命上昇に応じ働く期間を増やすべきである。」という話です。
昔の日本人より,今の日本人が若くなっているというのは以前から言われていて,それはどうも確からしいのです。かつてのNHK大河ドラマ「新撰組!」では,登場人物の実年齢に近い若手イケメン俳優をずらりと揃えて話題になりましたが,当時から「幕末の20代は今の40代くらいの風貌。いまなら熟年俳優に当時の20代を演じさせるのが正しい。」という話がありました。
年齢人口ピラミッドも,幕末換算すれば働き盛りが増えるでしょう。しかしだからといって長く働くのも厳しい感じがします。
まあ,人手不足だし,高齢者を安く働かせる事はできるでしょうね。要は高齢者の自覚の問題かもしれません。昔の60代,70代と同じではなく,生物学年齢は40代,50代なのだという自覚。
そうすると当然年金支給時期は高齢側にズレる事になります。政府としては願ったりかなったり?
(イラストはフリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。元気なおばあさんのイラストだそうです。)
| 固定リンク
コメント