多剤服用問題
10月22日のNHK「クローズアップ現代」で,多剤服用問題について放送していました。高齢者はいくつもの病気や症状を抱え,それに対応していくつもの薬が処方されています。六種類以上の薬を服用すると,副作用により身体に悪い影響を与えることがわかってきました。中には多数の薬を飲みあわせることにより,副作用によって認知症と診断されたり,寝たきりになることもあるとの事です。
私の身近では,私より高齢の知人が飲んでいる漢方薬で,多剤服用に類似の例に出会いました。この知人は,主に2種類,風邪気味の時はそれに加えて葛根湯を飲むことがあるそうです。わたしがそれらの成分を見たら,結構同じ成分が違う漢方薬に入っているのですね。結局同じ成分をたくさん飲むことになってしまいます。
別に,知人が現在飲み合わせで異常があるわけではありませんが,3種類の漢方薬の成分を見た時,多剤服用というのは危険なこともありうると思いました。
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