e-sports
e-sportsについての記事を読みました。「eスポーツ、高校でも普及するか 全国高等学校eスポーツ連盟が乗り越えるべきハードル」という記事です。
そもそも,e-sportsはビデオゲームなのだから,高校生の需要はあるでしょう。あとは記事にあるように,なんとか「教育的だ」とという理屈さえつけばいい。
ゲームにも二種類あって,囲碁や将棋のように「強いものが強い」というもの,つまり偶然性の要素がほぼないものと,麻雀のように偶然がゲームの行方を左右しやすいものがあります。
ビデオゲームも乱数を発生させて偶然の要素を取り入れ,例えば対戦に現れるモンスターがランダムで,運がいい順番でモンスターが現れた時と運が悪くモンスターが現れた時があったりするゲームと,バトルゲームのように強い者が強いという二つのタイプがあって,後者は対戦型のネットゲーでは下手な初心者が入りづらく,コアファンのみで盛り上がっている感のあるゲームです。
一般に野球でもサッカーでもラグビーでも,スポーツというのは後者のものです。e-sportsも後者のバトル系のゲームで,コンピュータは決して乱数を発生させないでしょう。
コアなゲーマーが行う,偶然の要素を排除したビデオゲーム,それはまさに体を動かすスポーツと同じ性格のものであり,それに強くなることは日頃の鍛錬の賜物であり,そこに教育的価値を見出すしかありません。
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