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2019/12/16

やっと乗車,相模鉄道のJR直通列車

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 11月30日に相模鉄道がJRに乗り入れ,主として新宿までいくようになりました。相鉄本線の西谷から新線で羽沢横浜国大駅を経てJRの東海道貨物線に接続する新線が開通して相鉄海老名から新宿までの乗り入れが可能となったわけです。
 12月14日土曜日,開通から2週間経って,やっと武蔵小杉から相鉄線二俣川までを往復しました。武蔵小杉駅で待っていて,やってきたのはJRのE233系の普通電車です。これで二俣川駅へ。帰りは二俣川から相鉄12000系。写真はその相鉄12000系です。場所は武蔵小杉駅。武蔵小杉駅で濃紺の相鉄車両を見るのは新鮮でした。
 今回の乗車で興味があった場所は港北トンネルです。新子安~鶴見間の京急生麦駅付近から羽沢貨物駅付近を結ぶ4km余りのトンネルで,東海道貨物線のトンネルでしたから,普段は特別な列車に乗らないと通る事のできないトンネルでした。それが今回の相鉄〜JR乗り入れによって,日常的に通ることができるようになったのです。大口駅付で横浜線を跨ぐ部分は高架線になるのですが,東海道貨物線はシェルターのように完全に覆われていて,電車に乗っていると高架線を走っていることを認識できません。
 以前から地図を見て存在は知っていて,通ってみたいと思っていたトンネルでしたが,達る事ができない区間でした。
Sotetsu-routmap さてこの路線,相鉄線海老名から渋谷を経由して新宿へ行くのですが,2022年には相鉄・東急の東横線日吉までの新線が開通する予定です。相鉄西谷からほぼ東海道新幹線に沿って新横浜駅へ。そして新横浜から東横線・目黒線の日吉駅につながり,やはり渋谷・新宿(新宿三丁目)に至ります。今回開通した相鉄〜JR線は,渋谷・新宿に行く事を考えればかなり遠回りをしています。西谷から東へ大きく外れたのちまだ西に戻って武蔵小杉で東横線に近づき,さらに西大井,大崎と再び東に外れたのち西に向かって渋谷に至ります(左上の模式図を参照。図は相鉄のホームページより)。しかし,相鉄〜東急連絡線は遠回りもなく,線形は最適と言えます。新幹線が真上の高架線を通っている相鉄西谷から新幹線に沿って新横浜へ至るということは,西谷から新幹線のように新横浜へまっすぐ進み,さらにそこから遠回りすることなく東横線日吉に至っています。日吉からの東横線は,渋谷の手前で西寄りにカーブしますが,渋谷までほぼ真っ直ぐに結んでいます。どちらかというと,相鉄の本命は東急乗り入れかな? しかし,とりあえず東横線ではなく,日吉から目黒線に乗り入れるという話もあるようです。
 しかしながらJRへの乗り入れは,現在でも一部列車が新宿から先,池袋・赤羽・大宮を経由して川越まで行っているわけですが,将来的に,東京方面,千葉方面,埼玉方面にも足を伸ばせる可能性があるのが魅力ですね。

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