中国武漢の交通機関の運行取り止め
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大していることを受けて、武漢の地元当局は、感染の拡大を防ぐため、武漢市内のバスや地下鉄、長江をわたる客船などについて、現地時間の23日午前10時から当面の間、運行をとりやめると発表しました。
しかし23日からというのは,遅くないでしょうか。中国では日本と違って,皆が半日で実家に帰られるわけではなく,2〜3日かけて帰る人も多いようで,もうすでに休める人は会社を休んで移動してしまっています。今頃移動を妨げても,後の祭りでは?
カナダだったかフランスだったかへ入国したある中国人女性は,熱があったのに解熱剤を飲んで入国審査をごまかし,それを「入国成功!」などとSNSで誇らし気に発信したそうです。なんという意識の低さ,なんという社会性の欠如でしょう。
コロナウイルスの感染が発表されても,中国国内では相当期間大きな話題にもならず,人々は大した予防措置もとらず,マスクもつけずに武漢の街を闊歩していました。今回の市や政府の今回の措置は,大変な事が起こっているという意識を遅まきながら人々に周知させているわけです。
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