近所の塾は
ご近所のに塾の先生が居る。6〜7年前から塾を経営されている。その前は,誰もが名前を知っているコンピュータ企業の◯◯本部長だった方で,会社から引き止められるのを振り切って定年退職して塾を開いたそうです。そもそも教師になるのが夢だったそうで,念願叶ってという形。
最初の生徒は5人だったといいますが,評判はいたってよく,あまり増やしたくないと言いながら今では生徒さんはご近所の子供達10人くらい。自宅の近所のアパートの一室を借りて塾を開いています。
それがこのコロナ騒動。塾も閉めざるを得なかったのですが,かつての部下や息子さんの努力で,リモート授業のシステムを整えました。PCを持っていない生徒には,かつての会社のツテをたどっ中古のPCを集めて,貸し出しているそうな。
そんな手作りシステムを使っての講義が始まった。「大企業なんてしょうがないもんで,対象は10人位と言ったのに,100人の生徒にも対応できるシステムになってしまった」とか。
そうしたらどこから伝わったのか,各地に広がった昔の生徒の親御さんから,うちの孫もお願いしますとか,前とは別の子もお願いしますとかいうことになり,あっという間に生徒は23人に増えたそうな。
そんなある日,ふと気付いたといいます。「遠隔地の生徒が半分以上・・・,コロナが収まって対面授業できるようになっても,遠隔授業を止めるわけにはいかない。」
今は腹をくくって,遠隔授業も続ける決意だとか。
コロナは経済を萎ませるだけではない。アグレッシブな方は,コロナで拡大する。もしシステムを外販するとか,塾の会社を起こすとかいうことになったら,一口乗せてくださいと言ってありますwww。
| 固定リンク
コメント