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2020/06/27

河野防衛大臣の見事な決断

Easis-ashore イージスアショアの配備について,河野大臣は突然「ブースターが自衛隊用地以外にも落下する恐れがあるため」として配備を中止する決定を行い,内外に衝撃を与えています。
 この理由は,実は隠れ蓑であり,本当のところ「防衛省によるロッキード社の視察により,ロッキード社のレーダーには射撃管制能力がなことが分かった」ために配備を中止したことを文春砲が記事にしました
 以下はあるミリオタ氏からの受け売りです。
 イージスシステムの中核の一つレイセオン社製アクティブフェーズドアレイ統合型対空・対ミサイル3次元レーダーAN/SPYー6という最新鋭レーダーがアメリカミサイル防衛局の反対で日本に供されず,データ処理がそれより格段に劣るロッキードマーチン社製SPYー7を採用せざるを得ないことが分かったという事があるらしいですね。SPYー7はまだ実物が存在しない上に,将来にわたってアメリカ軍が導入する可能性が全くない為に,事実上日本版イージスアショア専用ということになり,既に米軍で運用中のSPY−6に対し,一からSM3ブロック2Aという日米共同開発のミサイル用にシステムを独自に構築しなければならないそうです。
 理由は他の事にすり替えているわけですが,最新の対空・ミサイル防衛システムに関するソフトウエアの供与を拒否したアメリカに反発してイージスアショアの配備を中止したことは,河野防衛大臣の見事な決断だったというべきでしょう。
 ”ここら辺の話”も,参考になります。

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