白山古墳と第六天古墳の位置
(画像をクリックすると拡大して,地図が鮮明になります。)
横須賀線新川崎駅から10分の位置にある,JR東日本の社員寮の跡を開発したコトニアガーデンの一角にある地産マルシェ 新川崎店へ行ったついでに,その東側の丘,加瀬山の上にある川崎市立夢見ヶ丘動物園とその東側にある広場に行ってきました。
行ったのが5月30日の土曜日だったため,動物園は新型コロナ対策のためにいまだに閉園中でしたが,6月1日から開園するという表示がありました。それでも,コトニアガーデンから加瀬山へ登る坂道に続く加瀬山のメインストリートが動物園のケージの前を通過しているため,道沿いの動物は見ることができます。(写真は,レッサーパンダ君)
そうして辿り着いた加瀬山の東側にある広場には,加瀬台古墳群の地図を描いた看板がありました。位置は以前このブログで紹介した林の付近でいいようですね。しかし古墳があった当時の加瀬山は,上の看板の地図に緑線で示されているように,白山古墳,第六天古墳を包含して,現在よりもっと西側,矢上川の際まで広がっていたようですから,その大地が削平されて失われているということは,現在の林が古墳の一部だったとはいえないのでしょう。古墳は台地上にあったわけですから。古墳ごと台地が削平され,その後にたまたまできた林が現在の古墳跡の一部というわけです。
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