ハンコ制度継続を・・・自民はんこ議連
もう旧聞に属するのですが,自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(はんこ議連)が,はんこ制度の継続を訴える要望書を,6月19日付で岸田文雄政調会長に提出したそうです。新型コロナウイルス対策として広がったリモートワークの推進をはんこが阻んでいるとの声が出ていることについて「いわれないバッシング」と反論しているとの事。
ハンコを使わない海外企業の日本法人に勤めている知人によると,サイン文化というのは,時としてスムーズなビジネス運営を妨げるそうです。ハンコなら,出張中の上司に「机の中のハンコ,押しといていいですか?」と電話で了解を取るだけで仕事が進むところが,サインだと出張先まで追いかけてサインをもらわなければならないのだとか。
私も何年か前,某地方の支社にハンコを預け,必要な都度それを使ってもらい,客先の前でハンコを押さなければならないときだけ(プロジェクト進行中,最後の1回だけ)現場に私が出張したという事がありました。
逆に言えば,そんな事も出来てしまうので,ハンコは”意味なし”という事かもしれません。
しかしハンコ議連という団体が国会の中にできてしまうというのも解せません。ハンコにどんな利権があるのでしょうか?
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