新型コロナ後もテレワークを使い続けるか?
ネット上に「テレワーク 導入後26%の企業がもうやめた…定着への課題は 」という記事がありました。新型コロナ感染拡大時期にテレワークを採用したものの,その後規制が緩和され通勤ができるようになると,あっさりテレワークをやめてしまった企業が26%に達するという記事です。
しかし考えてみれば,74%は今現在テレワークを使用しているという事で,結構定着率は良いのではないかという印象です。
私が周囲の人々に様々なリモートワークの様子を聞いてみたところでは,まず会社によって,リモート設備もいろいろのようですね。
パソコンにzoomを入れただけの会社,様々なデータや図面など,会社のサーバーを家から覗く事ができて,家で作った書類や図面を会社のサーバーにアップする事ができて,それを他の許可された人が別の家から参照,承認する事ができる会社まで,様々です。後者ではシステム的なセキュリティーも施された上で,そのような作業ができるようになっています。
前者の会社は,コロナ体制が緩和されたらすぐオフィスに戻りたい,というか戻らざるを得ないでしょうね。それに対して後者の会社は,コロナ以後もリモートワークが続く事でしょう。前者の会社は,家にいて電子会議が可能なシステムを構築しただけであり,実際の仕事はそれだけではありませんね。それに対して後者では,自宅に”仕事場”の閑居を作る事ができ,自宅の環境(家族の状況,部屋の状況など)が許せば,自宅を仕事場にできるシステムを作りあげています。
やはり,にわか作りではダメです。ある程度腹を括って,リモートワークシステムを構築しなければなりません。
すぐリモートワークをやめてしまった会社は,前述のような,ただパソコンに顔が映って通信ができるだけという程度のリモートワークシステムでしかなかったという事が多いのではないかと思います。
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