日本近海にレアメタル
8月21日,石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は,南鳥島南方沖の日本の排他的経済水域の海底約900メートルから,コバルトやニッケルを含む鉱物の採掘に成功したと発表しました。JOGMECの調査では,この海域には,年間の国内消費量でコバルトは約88年分、ニッケルは約12年分あるとの事です。
これらの希少金属は,電気自動車などのリチウムイオン電池に使用されるものです。しかし,かなり遠方,しかも深海から採取されるとの事で,経済性については技術開発が必要になるでしょう。
レアメタルというと,中国の影がちらつくのですが,ニッケルはロシアやフィリピン,コバルトはコンゴから主に輸入されており,中国への依存度は10〜20%程度だそうです。
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