グアム観光の崩壊
新型コロナのパンデミックが,観光産業に計り知れない影響を及ぼしていることは,世界的な傾向です。観光地「グアム」も,観光の崩壊が様々な影響を与えているようです。「日本から一番近い楽園 グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍」という記事がありました。
日本などの外国からの観光客が来島できなくなった事はもちろん,島内でも新型コロナ感染が広がり,記事の言葉で言えば,「12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある」との事です。
さらにこの記事は,「終息の見えない「新型コロナ」と島内でかなりの比重を占める「米軍基地」の拡張。楽園グアムの観光はその両方から挟み撃ちに遭っている。」と結んでいます。
観光目線からいえば,そういうことになるでしょう。しかしグアムって,そもそも基地の島である事が先で,そこを「観光地」「楽園」として売り出したのは後になってからだと認識しています。
例え話ですが,大昔から街工場が操業していた。その隣にマンションができて,マンションの住人が工場の騒音に反対しているという,そんな状況かな?
もともと軍事基地以外何もなかったところですからね。観光が崩壊し,元の基地の島に戻るという事ですかね。
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