東京と名古屋を着のGoToトラベルを一時停止
東京,名古屋着のGoToトラベル中止(注:この記事を書いた13日の時点では,東京・名古屋だった。14日夕方,GoToトラベルは全国を対象に12月28日から2021年1月11日まで一時停止という方針を政府が固めたという報道が出た)。
このタイミングでは遅いという人が多いのですが,賢い人はもう中止していますよ。政府新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長がGoToトラベルの中止を呼びかけた時以来,私の周りでは,個人的に,とっくにGoToトラベルはやめています。
政府としては,タイミングを計っていたという事でしょうね。安倍政権時代の一斉休校に対する国民の強い反対が頭にあり,テレビの街頭インタビューで,「GoTo一時停止もやむなし」という反響が出てくるまで待っていたというところもあるでしょう。
ところで一斉休校は,結局世界各国が同じような措置を取っており,また現在,多くの学校でクラスターが発生し,生徒から家庭に,あるいは家庭から学校に感染が持ち込まれてクラスターが発生している事を考えれば,あながちまずい施策ではなかった思っています。
一方,東京都の感染者数は,12日に600人超になりましたね。この日,30代以下で感染者の50%弱を占めるというのは,まあ順当なところですね。高齢者が気をつけているという事でしょう。高齢者が気を付けて若者に接触しないなら,重傷者や死亡者は増えません。
まあ今後の重傷者・死亡者の増加は,正月の帰省で,若者が老人のところにやってくるのを,老人側がどのくらい食い止める事ができるのかにかかっていますねwww。
コロナを食い止める極意は,日常の生活を送る事ですよ。GoToで旅行に行くことは日常ですか? 5人以上で会食することは,日常ですか? パーティーを開くことは日常ですか。帰省することは日常ですか?
そう考えると,非日常を演出する商売というのは,コロナ時代には厳しいという事になるでしょう。
ところで,いまだに,政府の無策だの言っている人がいますが,気をつける人は自分で気をつけています。ほんと,お上に頼る人は危ないですよ。もう何ヶ月コロナと付き合っているのか。いいかげん,お上の指令に従うのではなくて,自分で考えたら。
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