英国で検出された感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が3月までに米国内で感染の主流になる
「米疾病対策センター(CDC)は15日、英国で検出された感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が3月までに米国内で感染の主流になるとの見方を示した。」という報道がありました。
変異種は,既存種より感染力は高いが,重症化力は既存種より大きいとは言えないと言われています。スペイン風邪(インフルエンザ)や新型インフルエンザなどを見ても,ウイルスの進化は,より感染力が高く,重症化力は弱くという方向に進化すると思われます。
ウイルスというのは,人に寄生して種を維持することができるわけで,ウイルスの利益のためには,感染力は強く,重症化力は弱くというのが進化方向であることは理解できます。そこが,ウイルスの弱点というか,ペストの様な細菌の感染症と違うところです。
そういう意味で,変異種というのはおそらくコビットの進化形であって,"感染力は強く,重症化力は弱く" という進化の第一歩なのかもしれません。
ある意味,水際で阻止する必要があるのかとも思ってしまいます。コビットがインフルエンザと同じ様な普通の感染症(それでも1冬に1万人程度の死者が出る)になるための第一歩という事です。
現在の感染者の爆発的な増加は,2週間前の暮れから1月初めという時期の浮かれ騒ぎ(街の混雑は半端ではなかったですね)に由来しています。変異種は,若者が重症化しやすいと言われていますが,若者のコビットに対する意識の変化を促すのなら,むしろ歓迎すべきかもしれません。
15日夜に,NHKの首都圏特番で,若者の後遺症について放送していましたが(なんと無症状でコビットが治っても,ハゲになるなどの後遺症だけが長い間出てくる),これはビデオを是非各大学・高校・中学校に配布して,学食などで常時流してほしいですねwww。
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