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2021/05/06

紀州のドン・ファン不審死 元妻を殺人などの疑いで逮捕

Donfan いささか旧聞に属しますが,紀州のドン・ファン不審死事件は,元妻を殺人などの疑いで逮捕するに至りました。
 この逮捕については,既に77歳になっていた被害者で,毎月100万円の手当をもらっていた容疑者が,放っておけば近い将来遺産を継承できたであろう状況で,殺害というリスクを負うのかなと思っていました。状況からいえば,誰が考えてもまず真っ先に若すぎる妻が疑われる。殺害はリスクが大きすぎるだろうと思います。
 ところが,最近出てきた情報では,被害者はこの妻に不満を持ち,離婚届を書いていたという事で,離婚されない前に早いところ殺害したという事は十分考えられます。
 ただそれにしても,そんな状況での殺害はよりリスクが大きくなる方向だと思いますが,「証拠がないだろう」とたかを括っているのでしょうかね? そんな状況で本当に容疑者が殺害したとしたら,あまりにも容疑者が愚かに見えます。真犯人がいるということは考えられます。
 しかしまあ,推理小説的には,あまりにも犯人と思われる人が明白で(実際に犯人であるかどうかは別問題,謎がないという意味で),つまらない話ですね。これでこの容疑者が真犯人というのなら,江戸川乱歩先生にどなられるケースですね。

 推理小説の女王,アガサ・クリスティーの超有名作品で,最初から真犯人と思われてる人が,最後にやっぱり真犯人だったというものがあります。
 この場合,作品の中途で,名探偵エルキュール・ポアロが真犯人と思われる人を擁護して,警察に「この人を逮捕するなど,とんでもない事だ」と発言するのです。これはある理由から真犯人と分かっていながらその様な発言を行い,その段階の逮捕を思いとどまらせるのですが,読者は,「そうですよね。こんな真犯人っぽい人が真犯人のはずはありませんよね。ポアロだって否定しているのだから。」と思ってしまうわけです。ところが最後にポアロがこの人を真犯人だと指摘する。読者は最後に至って,「クリスティーにやられた」と慨嘆するのです。
 いまのところ,和歌山事件では,ポアロの様に「容疑者は真犯人ではない」と言う人はいない様ですwww。

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