Kindleの暗転
いつも不思議に思っている事の一つに,「Kindle PaperWhiteの暗転」というのがあります。
ページめくりの時に,Kindleが一瞬暗転する(白黒が転換し,一瞬ページ全体が黒くなる。この時,通常黒で表示される文字部分は白くなる。つまり,一瞬黒地に白文字という画面になる)という現象のことです。
SNSなどで,この暗転を気にしている人が意外と多いのです。この暗転は,設定によってページごとに起こすこともできますし,数ページごとに起こすこともできます。KindlePaperWhiteは電子ペーパーを使っている以上,仕組みとして起こる問題で,避けられないことです。私は以前このブログにも書いた様に,楽天の電子書籍端末KOBOも持っていますが,電子ペーパーを使っている以上KOBOでも起こります。これを避けたかったら電子ペーパー式ではない液晶式のKindleなりスマホのKindleアプリなりを使う事になります。
私には全く気にならない「ページめくり時の暗転」を気にする人が多いことは,KOBOの念の入った暗転設定から気づいた事です。Kindleでの設定は,暗転をページめくり毎に起こすか,起こさないかという二択だけですが,KOBOでは,何ページごとに暗転を起こすかという選択肢があります。私にしてみれば,そんなことは適当にやってくれていいので,なぜ何ページごとに暗転を起こすかなど選択する必要があるのだろうと思いました。そこでネットで「Kindleの暗転」をキーワードとしてググってみて,結構な人がこの暗転を "悪いこと" だと認識していることに気づいたのです。
電子書籍をお勧めするサイトなどでも,この暗転を問題点の一つに挙げてあったり,この暗転のために「目眩が起こる」なとという人もいて,病院の目眩外来の受診をお勧めしたくなります。
私などはむしろ,「トイレに行きたい,でも本が佳境に入っている」などという時,「次の暗転が起こったら本を諦めてトイレに行こう」などと,暗転を楽しく利用しているんですけどねwww。
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