TVチューナーを持たないTV
SONYがTVチューナーを持たない4K液晶テレビを発売して話題になっています。このテレビはブラビアブランドのようなのですが,業務用との事で,法人での利用を想定しており,基本的に直接個人の客に対して販売することはないという事です。
巷では,チューナーを持っていないので,NHKの受信料を取られないTVという事で話題になっている様です。しかしそんな事,話題になるのも奇妙です。チューナーを持っていない画面だけのパソコンのモニタを買って,NHKの受信料を心配する必要がないのは自明です。
振り返ってみれば,ここ数日間,NETFLIXで「愛の不時着」を一気見しているカミさんがテレビを占有しているので,ここ数日間,うちのテレビはチューナーを使っていない・・・www。
SONYはそもそも,1980年,ブラウン管テレビ時代に「PROFEEL」という名で民生用カラーモニタを発売していました。チューナーを持っていないモニタです。
若い方は知らないでしょうが,結構有名な画期的製品でした。
その流れで,今回チューナーなしの4Kテレビを発売しても,記事で言うほどの "画期的さ" は感じません。しかし,今のネット配信時代こそ,この手のテレビ(モニタ)が広く使われる時代でしょうね。業務用ですが,PROFEELがそうであったように,一般に販売しても売れるような気がしますが。なにしろチューナーがなくても,「愛の不時着」は見ることができるのですから。
逆に言えば,ネット配信のない1980年代に,チューナーのないPROFEELは何を見るのに使われていたのでしょうね。
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