職域接種が中止されたのは,重ね重ね残念
「なぜイスラエルと台湾には、日本にない4つの強さがあるか」 という大前研一氏が書いた記事を読みました。
この中で,「コロナワクチンの接種でも、イスラエルの場合は「○月○日にここへ来い」とスマホに通知がくる。ワクチン接種が世界で最もスピーディーに進んだ理由は、このスマホセントリック(スマホ中心)な政府であることが最大の要因なのだ。」という記述がありました。
イスラエルといえども,最近はデルタ株のおかげで感染者が増えている様ですが,それでもワクチン接種は国民の情報を完全に握っている(なにしろ戦時中なのだから)政府側から「○月○日にここへ行け」と命じることによって,迅速に接種できた。日本の様に,接種する側が「どこへ行けば接種できるのだろう」などとweb検索する必要がないのです。
日本でこれができるのは,政府や自治体ではなく,企業です。だから私は,ワクチン接種は政府や自治体主導の接種ではなく,企業の職域接種を主体とすべきだと思っていました。残念ながら,ワクチン不足によって,職域接種は中止となってしまいましたが・・・。
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