重症化リスクの高い人以外は自宅療養を基本とする方針
政府は8月2日,新型コロナウイルスの感染拡大による病床のひっ迫に対応するため,入院対象者を重症者に絞り込み,重症化リスクの高い人以外は自宅療養を基本として、症状が悪化すればすぐに入院できるようにする方針を決めたと発表しました。これに対して,批判が集まっています。
首相が言っているのは,端的にいえば「中等症までは自宅で療養を」ということで,既にそれは大阪では実際に起こり,東京でも起こりつつあり,医療の貧弱な地方でもそうなっています。
それを踏まえて,そんな自宅療養に目をつぶらないで,そうなることを認めて,制度的に自宅療養している人を助けていこうというものだと理解しています。しかし今のところ,自宅療養を「中等症まで」とするのか,「中等症未満まで」とするのかははっきり固まっていないようです。
これに反対する野党をはじめとする人たちは,もう既に中等症の人が自宅療養する羽目になっていることを知らないのでしょうか?
野党の「撤回しろ」というのが呆れます。撤回するしないって,「既にそうなっていることに目をつぶらずに行こう」という事を撤回??? 自宅療養者がいることに目をつぶり,なかったことにして見殺しにしようという野蛮人達なのかwww。
同じようなコメントを出している一般人,コメンテーター,マスコミ。こちらは単なる情報弱者か。
私は,そんな自宅療養者を助けるなら,開業医の巡回診療を制度化すべきと思うのですが,医師会が反対しているらしいです。まあ,あの医師会なら,反対しそうだwww。
記事の中で首相が言及していた,重症化リスクを7割減らす画期的なコロナ治療薬はどうなったんでしょう。世界各国が既にそれで命を助けているらしい。本当は,治療薬が自宅で投与できるようになった時点で,「重症化リスクの高い人以外は自宅療養」を打ち出すべきだとは思います。
近くの医師の往診と治療薬の投与。抗体カクテル療法は自宅でもできるのでしょうか? とにかく,早く自宅療養の制度を整えてほしいと思います。大部分のクリニックの参加なしに,ほんのわずかな病院にのみ負担がかかる今のコロナ療養・治療のあり方は,どうにかしなければならないと思います。
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