アフガニスタンから1人をパキスタンに移送
アフガニスタンからの日本人の退避を担うために,自衛隊機が現地へ派遣されていますが,8月27日夜になって,アフガニスタンのカブール国際空港にたどり着けた日本人1人を,隣国パキスタンイスラマバードに移送を行なったというニュースがありました。カブールに入っていた外務省や防衛省の先遣隊チームや自衛隊員も,この輸送機でパキスタンイスラマバードに引き上げたようです。
日本人,アフガニスタン人含めて500人の退避を予定していましたが,やっと1人を退避させることができたものです。問題は,退避すべき人たちがカブール国際空港にたどり着けない事で,イスラム国の自爆攻撃なども関係しているようですね。
27日までという予定だったアフガニスタンからの日本人の退避ですが,これで中止となってしまうのでしょうか? ドイツ,オランダなどヨーロッパ各国も同様の自国民の待避活動を行なっているようですが,いずれも中断しているようですね。
イスラマバード国際空港の他に,アメリカ軍がおさえていた空軍基地からすでに撤退してしまい,使える空港が国際空港だけになっているというのもアメリカの失敗と捉えられているようです。
とにかく,現地に残されている方々の無事を願うしかありません。
(写真は国産C-2輸送機の模型。アマゾンのホームページより。)
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