ブルーバックス「フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体」
講談社の自然科学や科学技術の話題を一般読者向けに解説・啓蒙している新書シリーズ,ブルーバックス。私が初めて読んだのは,都築卓司教授の「四次元の世界」でしたが,今回読んだのは「フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体」です。
新潟県の糸魚川と静岡県を結ぶ大地溝帯「フォッサマグナ」。・・・と私は思っていましたが,実はその線はフォッサマグナの西側の線でしかなく,東側の線がはっきりしておらず,いまださまざまな説があるという事を知りませんでした。まあ考えてみれば,大地溝帯というからには,大きな溝,渓谷であるわけで,西側の線と東側の線があるのは当然ということでしょう。
さらに,その成り立ちが北側と南側が異なっている事など,私が知らなかった事がたくさん載っていました。
秋には,フォッサマグナを体験できるジオパークに行きたくなりました。
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