日本のワクチン接種が,アメリカ並みになってきましたね
日本の新型コロナワクチン2回接種が5割超えたという報道がありました。1回目の接種率は,アメリカを抜いたようです。
そして,4月に打った医療関係者は10月にも3回目摂取がはじまり,65歳以上も1月には3回目接種が始まると河野大臣の説明がありましたね。すでにその3回目のワクチンは,手配済みだとか。
ワクチンの効果は4〜5ヶ月しか保たないのだから,当然その時期にブースター接種が必要。
ワクチン接種について,WHOは接種格差について考慮し,先進国のブースター接種より途上国の接種を優先すべきだと言っています。途上国で感染者が爆発している状況では,先進国だって危険性があるわけで,しかも途上国での感染で新たな変異種が作られてしまう可能性もあって,途上国のワクチン接種をないがしろにしていい訳はありません。
しかしながら,日本での接種は主にm-RNAワクチンで,極低温での保存が必要になります。停電で冷凍機が止まったら廃棄せざるを得ないm-RNAワクチンによる接種は,途上国では困難です。別のタイプを用いざるを得なません。
したがって,m-RNAワクチンでのブースター接種は,途上国をないがしろにする事にはなりません。
ところで,最近の各国のコロナ状況についての,某サイトに載っていたデータです。
日本 62%(うち2回完了50%) 97人(0.4人)
アメリカ 62%(うち2回完了53%) 395人(3.6人)
フランス 73%(うち2回完了62%) 131人(0.7人)
ドイツ 66%(うち2回完了61%) 88人(0.3人)
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