日本にオミクロン株が上陸か
11月28日に成田空港に到着したアフリカ南部ナミビアの30代の男性外交官は,空港での検疫で新型ウイルスの陽性と判定され,さらに詳しく分析していましたが,南アフリカ発祥のオミクロン株に感染している事がわかりました。
感染国としてナミビアの名前は出ていない様ですが,ナミビアも感染国ということですかね?
この男性は7月にモデルナワクチンを2回接種していたそうです。それって,私と同じなんですよね。オミクロン株はワクチンが効きにくい可能性があると言われていますが,そういうことなんですかね?
まあしかし今回の人は,水際対策の成功例ということですね。
しかし,ナミビアからの日本直行便というのはありませんから,南アフリカのヨハネスブルグとかドバイとかで乗り換えることになります。ヨハネスブルグからの日本直行便というのもありませんから,ナミビアからだと少なくとも2回乗り換えが必要です。
オミクロンが噂されているような空気感染的に感染が広がるとすると(あくまでも空気感染的は噂ですが),今回の日本へ来た感染者はヨハネスブルグで感染したとも考えられますね。
日本における濃厚接触者は70人とか言われていますが,この来日の途中での感染も考えると,それこそ濃厚接触者は何十人レベルではないでしょう。たった1人の濃厚接触者にしてそんなレベルの濃厚接触者がいて,それが世界に散らばっていくわけです。考えてみれば,感染などあっという間に地球規模で広がってしまいます。
感染力が空気感染的に高いと言われるオミクロンですが,重症化,死亡率というのはまだ分かっていないようですね。感染力が高くて重症化・死亡率が高いとなると最悪です。今回来日した男性は,29日には発熱したということで,それ以上の重症ではないようですね。
しかしまあ,これまでの新型コロナとはまた違った,新しい災厄の始まりと考えなくてはなりません。現在は,「これまでのデルタ株以上に重症化・死亡率が高いというデータはない」と言われていますが,そうあって欲しいものです。
そんな中で,国内2例目の感染者が明らかになりました。ペルーに滞在歴のある20代男性で,入国時の検査で陽性となり,国立感染症研究所でゲノム解析を行った結果,オミクロン株への感染が判明したものです。
ペルーは今の所,オミクロンの感染者が出ていないことになっています。ペルーから日本への直行便はなく,米国で乗り換えるのが普通でしょうね。どこで感染したのでしょうね。南米で感染者が明らかになっているのは,いまのところブラジルだけだと思います。
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