「東京はタワマンとスラム街だけになる,日本人を待ち受ける"厳しすぎる現実"」という記事
「東京はタワマンとスラム街だけになる,日本人を待ち受ける"厳しすぎる現実"」という記事がネット上にありました。これは要するに,将来は今より貧困層と富裕層の二極化が進むと言っているのです。
わたしは,日本は人口が多すぎるから二極化が起ると思っています。人口が少なければ,安く働く人なんていなくなりますからね。
安く働く人が大勢いても,結局高い物もサービスも売れず,安いもののみ売れていき,経済は発展しません。高くても買える人がそこそこいれば,世の中は回っていきます。人口が1/2に減って,国内で商品が今の半分しか売れなくても,2倍高いお金を出して買う人がいれば,結局経済は今と同じ。
安く働く人のやっていたことは,機械とAIが代替えする。
その程度の人口でいいと思います。しかし今のまま人口が減っても,戦前の人口になるのは80年も後です。
海外から安いものが入ってくる可能性がありますが,ブランドを開拓するべきですね。私の小銭入れは,一つは500円のパチ物で仕事用,一つは4万円のフェラガモで遊び用。機能もサイズも全く同じ。そんな具合です。
人口が減って,皆が高給取り的な仕事をするようになれば,10代の初めからうかうかしていられない。AIができる分野でないところで,それなりの頭脳を作るか,それなりに手に職をつけるかしなければ,ホームレスになるしかありません。
現在でも,人口は少ないのにそれなりに経済を回しているヨーロッパ諸国は,そうなっています。日本人は,今のままの人口では,まだ怠けていられる人が多いのです。そんな人に商品を供給するために,安さの競争も生まれ,経済はたいして回りません。
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