若い指導者の失敗

ウクライナは,今の大統領をはじめとして民主主義で育った若者たちの政権が,NATOに入るとか言ってロシアの尻尾を踏んだ感は否めない。ウクライナはアラブとは違って,民主主義の政権はできたが,プーチン氏が思うより西欧側に近づき,それを苦々しく思っていたプーチン氏を刺激して,このままいくとおそらく民主主義政権は崩壊させられるという事態に陥っているわけです。
ウクライナの若い指導者層は,同じ目的を達成するにしても,もっと緩慢かもしれないが狡猾な方法があったはずです。
韓国の文在寅政権も,学生運動上がりで,学生運動から続く一点での志はあったかもしれないが,全般的なバランス感覚に欠け,なんだかチグハグな政権運用だった。悪いことばかりではないが,世界は素人に壊されている感を最近感じることが多い。
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