「エクセルとファックスを捨てたらユニコーンが生まれた」という記事
「エクセルとファックスを捨てたらユニコーンが生まれた」という記事がネット上にありました。これは概ね,省人力化による流通コストダウンを説く記事です。
しかしまあ,日本には当てはまりませんねwww。
何度も言っている様に,日本は人口が多すぎるのです。
日本は,人口が多いために,多くの人が仕事に関わってワークをシェアして,その代わり給料が安いが,物価も安いのでやっていけてるという国です。
以前から言っていますが,私はせいぜい戦前の人口まではスリム化すべきと思いますが,今のまま人口が減っても,戦前並みになるのは80年後だそうですwww。
その過渡期には,異常に老人が多い期間が現出します。
そもそも日本の給料が上がらないのは,日本の人口が多すぎるからです。アメリカのGDPは日本の4.2倍。でも人口は日本の2.6倍しかありません。当然,一人当たりの取り分は平均してもアメリカの方が多いですよね。
人口の少ない国と給料で競争すれば,一人当たりの平均給与は少なくなりますよ。もう一つ,イギリスを引き合いに出しましょうか。
安直にGDPを比べてみると,日本はイギリスの1.7倍。人口比は約2倍ですから,平均的に言って一人当たりの取り分はイギリスより少なくなるのはもっともです。
前述の通り,その分配の少なさを補償するために「安いことはいい事だ」という意識でずっとやってきているわけです。「給与が少なくても,物価が安ければいいよね」という事で,よく外国と比べてなんだかんだいう人たちがいますが,そもそも外国と比べるのがおかしいのです。
でもグローバル化は,日本だけがそうある事を許さないのが近代以来の経済状況です。
目指せ人口減。人口減でもGDPを減らさない仕組み,取組みが必要です。だけど前述の様に,人口減に向かって一時的には老人が多くなるのが問題ですがね。
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