小津安二郎の「東京物語」
テレビで偶然「東京家族」という映画を見ました。山田洋次監督の2013年度の作品です。これは,1953年に製作された小津安二郎監督の「東京物語」のリメイク作品で,時代を昭和20年代終わりから平成に移していますが,人間関係などはほぼ同じです。
そんなこんなで「東京家族」を見て,小津安二郎の「東京物語」を見たくなりました。東京物語は,主人公の父親役が笠智衆(東京家族では橋爪功),次男の妻が原節子(東京家族では蒼井優)。次男は小津作品では戦死しているという設定ですが,山田作品では蒼井優は次男(妻夫木聡)の恋人という設定です。
東京物語はネット配信(アマゾンプライム)で見たのですが,驚くのはどのシーンで静止画にしても,その映像が見事なかっちりとした構図になっており,どのシーンをとっても "画" として完成されている事です。場面転換の口絵的な風景さえ "画" として完成されています。小津作品の真髄の一つを見せてもらいました。
(写真は「東京物語」のDVD。アマゾン書店のホームページより。)
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