メタバース
フェースブックの運営会社が名前を変え,「メタ」になりましたが,メタとはメタバースの事ですね。最近そのくらい注目されているのがメタバースの世界です。
コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された,現実世界とは異なる3次元の仮想空間がメタバースです。今のところ,三次元空間を実現するために,大きなゴーグルを装着しなければなりません。しかし,1日何時間もゴーグルを着けているというのは,かなり首にダメージを受けるのではないかと思います。ゴーグル問題が解決されないのなら,将来は巨大なNintendo 3DSの様な裸眼3Dディズプレイを使ってみるのが実用的だろうという方もいます。しかしこれではかなり大きな装置になってしまい,実用的にどうなのかと思います。体や首を動かせば,その方向にディスプレイがなければならない訳ですからね。
メタバースに対して,日本では結構否定的な意見も多い様です。曰く,「メタバースでの旅行やエンタメはそれなりに流行るだろうが,人間社会を根底から変えるほどのインパクトはない」とか,「意識してその世界を認識し続けないといけない時点で心身のストレスがすごいだろう」とか,「ただのエンタメ」だとか。
しかしながら,現実に作るとするととんでもないお金がかかる設定を,安価に簡単に迅速にバーチャルで構築できるとか,容姿や性別さえ変えられるリアルな自分以外の人格で活動ができるとか,これでVR世界のお金と現実世界のお金の変換ができて,ゴーグルがもっと軽くリアルな身体に負担がかからない様になれば,私はかなりハマると思います。
VRは,ゴーグルの中で自分の顔の動きが映像に反映される世界で,ただの目の前の映像を見ているのとは訳が違い,かなり現在のディスプレイ上のゲーム経験とは違う体験になるでしょう。
(写真のVRゴーグルは,アマゾンのサイトより。結構安いものもあるんですね。安いものでも,反応速度の点は問題ないのでしょうか?)
| 固定リンク
コメント