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2022/06/24

コロナのせいで円安が進行?

Colonagreen 円安が進行し,この記事を書いている6月21日の時点では,1ドル136円台になっています
 円を売って,そのお金をアメリカの銀行に貯金すれば,アメリカの高金利を享受できる。単純に考えれば,金利差拡大で円売りが続くのはそういう事です。
 アメリカ政府は何が何でも,ほとんどなりふり構わず,国内のインフレを抑えたいらしく,高金利政策を続け,日米の金利差は開く一方。景気をかなり冷やしてまで高金利政策を続けています。
 つまり円安は日本のせいではなく,アメリカのせい。インフレでドルの価値がどんどん下落していくのを防ぎたいというアメリカ政府の思惑が原動力になっています。
 国力がどうのこうの言っている人がいるのですが,自国通貨の価値が下がって,大慌てでなりふり構わず金利を上げているのはどっちの国?

 もうちょっというと,そもそもアメリカがとんでもなくインフレするほど好景気なのはなぜでしょうか?
 それはコロナのせい。コロナ禍で,アメリカでも他国でも,世界的にコロナ対策として大量の財政出動を行って,市中にお金が溢れたため。
 日本でも,10万円もらいましたよね。でも,日本人の多くはそれを貯金しちゃった。ほとんど利子がつかない口座に貯金して,市中にカネが回らなかった。ところが海外,特にアメリカでは,手元にカネが入ったら株を買うとか投資をする。さもなければ,「車,新しくする?」「もっと広い家に住もうか?」などということになり,市中で金が回る。それで今頃インフレしているわけです。
 そこまでいくと,彼我の違いはもう国民性の違いとしか言いようがない。教育の差かもしれない。
 しかしあの10万円だって,今そのまま口座にある人は少ないでしょ。少しづつ使って,結局市中に流れているので,あの施策も無駄ではなかった。でも市中に対するインパクトは,少しづつ使う日本よりドット使うアメリカの方が強く働きます。だからアメリカではインフレ。
 アメリカだけではなく,コロナの財政出動は,ヨーロッパの国々と比べても日本は効きにくい国民性がある。だから,円の一人安。
 まあそう考えると,円安はコロナのせい。もっと突き詰めると,日本人の国民性のせいということになりますねwww。

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